Hyde Park Grille時代は豊富なワインリストに落ち着いた雰囲気、精錬されたサービスに絶妙のレアステーキがウリのお店で、 値段は安くはないけど上質のステーキハウスだったのだが、リニューアル後、建物の雰囲気以外悪い意味で全く違うレストランになってしまった。
　
　フロリダ・キーウェスト直送という"Lobster Tail Grille"($21.95/月木曜日は$18.95)(写真左)

　グリルのはずなのに皿の周りまでなぜか油でベトベトしているし、皿の半分を覆うマッシュポテトはザラザラした食感が特徴の粉末のマッシュポテトの素を水で戻した物。

　不気味な色のロブスターテールはゴムのように固く、一体何年前にキーウェストで冷凍されたのかわからない代物。　油がベタつくだけでもちろん味はなにもしない。

　どうやらこのお店には火加減という言葉が無いらしく友人が頼んだ魚のグリルやフィレステーキもウェルダンを通り越して焦げていた。

　ただロブスタービスクスープ($2.95)やサラダはけっこう美味しかった。　でもクラムチャウダー($2.75)はお湯で薄めすぎ。

　テーブルを担当してくれたウェイトレスのおねーさんは一所懸命で、いい感じだったけど、基本的なサービスができていない。 　まだ全員がサラダを食べ終わっていないのにメインを持ってきて、無理矢理テーブルに乗せるのはどうか？と思うぞ。

　このお店に行くぐらいなら、HaruはRed RobsterかMitchell's Fish Marketでシーフードを食べるか、Bravo!でフィレステーキを食べるぞ。