店内は典型的なスポーツバーで１５人程度が座れるカウンター席にテーブル席が５０席ほど。ただ妙に家族連れが多いのが、この店がただのバーでない証拠かもしれない。

　メインメニューのバッファローウィングはマイルド、ミディアム、ホット、エキストラホット、ＢＢＱ味の５種類でそれぞれ10個($5.95)、20個($10.95)、50個($23.95）単位で頼める。

　チキンは一般的なウィングより一回り大きく身が多いので食べ応えは十分、しかも衣がモコモコと厚くついてるので更にボリューム感がある。

　そしてこのモコモコ衣に絡むソースこそがこのお店のオリジナルなのである。

ウィングソースといえば普通は「酸っぱ辛い」タバスコ風味なのだが、ここのソースは酸味がそれほど効いていない。
　その代わりにハチミツかメイプルシロップ系の甘さとシナモンやショウガの香り、そしてウスターソースか醤油のような味までするのだ。極論すると中華料理の「鳥の唐揚げ甘酢漬け」みたいな感じである。

　一般的なウィングと味がずいぶん違うので最初は戸惑ったが、食べ慣れてくるととっても美味しい。地元の日本人にもファンが多いという話も頷ける味である。 　サービスもフレンドリーだし、スピードもまあまあ。ウィングができるまで少し待たされたが、このレベルなら待っても悪くはないだろう。

　 　Haruが大好きなBack Porch SaloonやQuaker Steak & Lubeのウィングに匹敵するお勧めウィングのお店である。

　元シドニー在住のＮさん、Ｓさん情報提供ありがとうございました。