見た目は、田舎の喫茶店風の建物だけど、店内は割と広く、雰囲気はよい。「芽生」をもう少し、 カジュアルにして広くした感じに近いかも。　お店は地元の人で賑わっている。

＜和食編＞
　和食も寿司、天ぷら、麺類、照り焼きチキンなどいわゆる定番系。
　まずもってここの特色はそのボリュームにある。定食なんかうかつに頼むと、量が多くて、 「お持ち帰り」のお世話になることになる。

　日本食で、このボリュームは貴重かも知れない。 さすが以前トロントで店をやっていただけのことはある。（カナダの日本食はボリュームがあることで有名らしい。）

　お寿司のシャリはアメリカのお寿司にしては珍しく酢がしっかり効いたもので、なかなかいける。　ただネタは小さめで、鮮度も平均的。

　天ぷらはサクッと上手に上がっているのだが、タネに対して、圧倒的に衣が多すぎてせっかくの上手な揚げ方があんまり活かされていない感じ。 照り焼きチキンやウナギの蒲焼きも、日本食材店の冷凍物の感じがした。

　サービスはテキパキとしていて、気持ちがよい。値段は中西部平均といったところ。　あと余談だけどウェイトレスがけっこうカワイイ。

＜韓国料理編＞
　韓国料理はカルビ、プルコギ、ビビンバなど一通り揃っているが専門店ではないので、 メニューは少なめ。　特にランチメニューではあまり韓国料理は出て来ない。　焼き肉はお店で焼いて持ってきてくれるタイプ。

　注文したプルコギ定食はあっさりとしていて、食べやすく美味しかった。　日本の味噌汁が韓国料理の定食にもつくのはご愛敬といったところ。　ビビンバもレタスが入ったアメリカ風で薄味だけど、おいしい。

飛び抜けて美味しいわけじゃないけど、安心して食べられる平均的おいしさと言ったところかな。　同行した韓国人はビビンバはMoon Gardenより美味しいと言っていた。

　和食と同じように、ボリュームとサービスは満点。　家族的なスタッフがニコニコとサービスしてくれる。