ニュールンベルグ中央駅から観光通りケーニッヒ通りをやや北上してドイツカイザーホテルを過ぎてから右手に折れるとすぐに見つかる。
店内はいくつかの大部屋に分かれていて、それぞれの部屋に5〜8卓のテーブルが据えられている。 店内は清潔だし、木造の建物ならではの暖かい感じがする。
この店はフランケン地方と呼ばれるこの地方の美味しい郷土料理を安くで食べれるお店として「歩き方」や「個人旅行」にも紹介されていて、
実際その通りなのだが、なぜか地元の人はあまり見かけず、他の国の観光客が多かった。
ビールはSt. Georgeという銘柄を扱っていて味はピルス、アンバーともにあっさりした飲みやすいタイプ。
レバーの肉団子が入ったコンソメスープ「レバークヌーベルズッペ」はレバー系が好きな人なら美味しく食べれる郷土料理。(写真右)
シナモンが香る牛肉の赤ワイン煮(左下)、ピリッと辛いホワイトソースがかかったビーフソテー、そしてもちろんニュルンベルガーソーセージ
などどれも食べやすくて南ドイツ初挑戦の方にはお薦めだ。
ただ精錬された味という意味ではミュンヘンのAndechser am Domの方に軍配が上がりそう。 ここのは良くも悪くも素朴な郷土料理だ。
サービスはとても快適だった。 英語もちゃんと通じるし、難しいドイツ料理の説明も丁寧に説明してくれる。
もっともこれはアメリカのサービスを基準にしてるので日本のものから考えると普通なのかもしれないけれど。
観光客が安心して食べれるお店というのが当たってるかな。 ここでフランケン料理の全体像をつかんでから他のお店にチャレンジしたらいいかも。
南ドイツ飲食記 Guten Appetit! (さあ召し上がれ!)も見てね