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それは少年の夢からはじまった 〜ウェンディーズ一号店(コロンバス・オハイオ州)〜 | ||||||||||||||||
世界中で五千を越えるウェンディーズの第1号店がここコロンバスのダウンタウンにある。 この記念すべき1号店は広い店内に所狭しと様々な資料が展示してあり、開店当時の様子を伝える新聞やメニュー、当時のユニフォームや ロゴの変遷などが並んでいる。
12歳の頃から飲食関係の仕事をしていたディブ・トーマスは美味しい食事を家族みんなで楽しく食べれるような レストランを作りたいという夢をもっていた。 彼が24歳の時、コロンバスにバーベキューレストランを出資者フィル・クラウスと共に オープンしたディブに運命の出会いが訪れる。
1962年、フィルはその当時赤字だったテイクアウト部門を黒字にできたら、その半分近くの権利をディブに譲ると提案してきた。 翌年、彼は念願のウェンディーズ1号店をコロンバスにオープンさせる。 ウェンディーズの名前は彼の8歳の娘"Melinda Lou" のニックネームにちなんでいる。 ミランダはウェンディーズの看板のロゴにもなるのだが、その変遷は以下の通り
日本では1980年に「銀座店」がオープンした。 この銀座店は現在日本1号店として、 コロンバス店と同じように日本でのウェンディーズの歴史資料を展示しているとのこと。
食品とサービスのクオリティにこだわり続けた彼の精神は今もウェンディーズの中で健在だ。 世界中に5300店舗以上のお店を 展開し、慈善活動を通じてコミュニティに恩返しをしてきたディブ・トーマス氏は2002年1月8日に永眠した。 コロンバスに立ち寄る機会があれば、一度は行ってみてもいいかも知れない。 展示を見るだけでも充分楽しいし、カメラを 片手に記念撮影をしてるアメリカ人なんかもいてちょっとした観光地気分が味わえる。 とはいえ、メニューやサービスなんかはは普通のウェンディーズなんだけどね。 最終訪問日 2002年3月29日
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