シンシナティのアイスクリームと言えばグレーターズだが、ここセントルイスと言えば Ted Drewersのフローズンカスタードだ。
フローズンカスタードという言葉はこのお店独特の呼び名で要はアイスクリーム・シャーベットなどのことだが、更にこのお店では特にミルクのたっぷり入ったアイスクリームをコンクリート、日本で言うソフトクリームをサンデーと呼んで区別している。
このお店は先代のTed Drewerが1929年にフロリダにオープンした後、セントルイスに移ってきたもの。何度もフランチャイズの誘いがあったが、そのたびに断りつづけたために、お店はセントルイスに2軒だけだ。
そのこだわりのせいかセントルイスでの人気は絶大で、通常夏にしか営業しないアイスクリーム屋がほとんどなのに、ここは一月を除いて年中開いている、つまりお客さんがいるのだ。
まずは基本のバニラコンクリート($2.90)を食べてみよう。クリームがとってもきめ細かくてスムース。アイスクリームというよりホワイトクリームを食べてるような感じ。甘さも控えめで、コーン($0.90)にのせると更にサクサクで美味しい。
さてお次はというところだが、あまりにバラエティが多すぎてどれを頼んでいいかわからない。
とりあえず Haruが好きなバタースコッチが入った Dutchman Delight($3.50)のサンデーをチョイス。 だけどサンデーは結構普通のソフトクリームで、おまけに甘すぎ。
やっぱりコンクリートにすればよかった〜。
お店の周りは注文待ちのお客さんと、お目当てのフローズンカスタードを手に入れてご機嫌のアメリカ人でいっぱいだった。地元の人も観光客もみんな楽しそうでいい雰囲気。
ちなみにお店の中では食べられないので、雨の日は車の中ってことになる。
あとお水はお店の外でもらえるので、飲み物は特に頼まなくてもいい。
今度はバニラコンクリートの4スクープを食べようっと。