I-64 Exit 115で降りてState road 922を南に3分程度走ると、左手にシェル石油の看板が見える。 その横"Residence Inn"の裏手になる。
日本庭園風の玄関から中にはいると、中はかなり広い。 右手が寿司カウンターとテーブル席、左手にもテーブル席の部屋、右奥に座敷が数部屋あるし、玄関左手はバーに
なっている。地下にも部屋があるらしい。
Geogetownにあるトヨタケンタッキー工場が近いこともあり、日本人だらけかと思いきや、半分以上がアメリカ人で少し驚いた。
完全に地元の固定客がついているみたいだ。 室内は清潔で、照明内装ともに落ち着いた雰囲気(BGMもない)、3人の日本人の板前さんと日本人+アジア系のウェイトレスさんがテキパキと働いていて気持ちがよい。
寿司&刺身は中西部のレベルを超えたおいしさ。 シカゴから入荷する魚は、本当に新鮮で、魚の美味しさが十分に楽しめるし、「盛りつけ」も上品で美しい。
寿司飯は「アメリカ向き」ということで酢があまり効いていないので、Haru的には刺身の方ががお薦め。
この日食べたものの中では、ハマチとイカが特に、とろけるように美味しかった。
値段は平均よりやや高め。 気分良くビールでも頼めば、1人でも35〜40ドルぐらい行ってしまいそうだ。
寿司&刺身定食、寿司&天ぷら定食, 幕の内弁当などは全て23ドルだった。
お寿司と刺身以外については、今回食べたものに関して言えば、平均レベルかやや下という感じだった。 天ぷらの衣は着ぶくれで
油をたっぷり吸っているし、天つゆも市販品レベル。 幕の内に入っていた焼き魚、煮物、きんぴらゴボウは味付けが濃くて味の素っぽい
スーパーのお総菜レベル。 おそらくきちんと作っていないか、食材店で手に入る冷凍食品に手を加えたものだと思う。
それでも「橘寿司」と考えれば、シンシナティ近郊では満点に近い美味しさ。 シンシナティから1時間強のドライブでわざわざ食べに行く価値があるかも知れない。
I-75からもそんなに離れていないから、南にドライブするなら立ち寄ってみては。
ちなみにイリノイ州 Bloomingtonにも姉妹店がある。
地図