看板がなければただの倉庫かと思いそうなシンプルな建物のドアを開けると、テーブルが１０卓程度置いてある。向かって右手は禁煙席、左手は喫煙席で中央にＴＶがお約束の韓国語放送をやっている。

　韓国料理は前菜のキムチを食べれば大体のレベルは予想できるが、ここのキムチは美味しい。やや甘めの味付けでそんなに辛くないが、食べるほどにキムチの旨みが口の中で広がる感じ。 　こんなにやさしい味のキムチはあんまり日持ちしないので、かなり良心的なお店でしかお目にかかれない。　もやしのナムルやタコのキムチも美味しい。

　「キムチが美味しい店のビビンバがいける」という経験則に従って、石焼きビビンバ($8.95)を頼んでみる。ところがそのまま食べると味気ない。　ふと思い立ってコチジャンとキムチをたっぷり混ぜるといきなり美味しくなった。ごはんのおこげも香ばしくて幸せ。

　写真左のプルコギ($12.95)はやや甘口で食べやすい。脂ぎった焼き肉と言うよりも定食の付け合わせのお肉と言った感じでご飯が進む。
　牛肉の干し肉と唐辛子が入ったスープ、ユッケジャン($8.95)も辛いことは辛いが家庭的なやさしい味、ただちょっと味がぼやけた感じかな？

　サービスも快適だし、値段も中西部的平均。ただクレジットカードの機械が壊れてるとかでカードは使用できなかった。

　すっごく美味しいお店とまでは行かないが、安心して食べれる手堅い韓国料理レストランと言った感じ。　次は冷麺とマンドゥクックに挑戦しよう。