店内は明るくて清潔、でも広さは日本サイズ。１０卓ほどのテーブルに４人ぐらい座れるカウンター席があるだけだ。

　ビールと枝豆はセルフサービス。　ビールは冷蔵庫から持ってきて飲んだ本数だけ後で支払うシステム、また枝豆は食べ放題だ。 　だたあんまり調子に乗っているとビールと枝豆だけでお腹一杯になってしまうので要注意。

　オーダーは自分で紙に書いて頼むシステム、ウェイトレスの数が少ないのでこういう工夫をして手間を省いているのかもしれない。 　その分、料理はきっちり手間をかけた本格派だ。

　まずオススメは串カツ、サクッと揚がっていて美味しいし使っている油も悪くない。 　お寿司はシャリはやや固めだが、大きめのネタとのバランスがちょうどよい。またちゃんとワサビがニギリの中に入っていて日本風（ただしタコ、イカのワサビの量はちと多い）。

　ネタは中西部的には平均以上の新鮮さ。特にウニ、ハマチ、イカが美味しい。ダシが効いた玉子焼きとダブルでボリュームたっぷりの海老のニギリもお薦めだ。 　特にここのウニは有名でネタが入ってくる火・木曜日はこのウニをお目当てに常連さんが押し寄せるとのこと。週末には残念ながらウニは残ってないことが多い。

　値段はシンシナティの日本食に比べたら２〜３割は安いはず。天ぷらや焼き鳥も美味しいらしいけどまだ未挑戦。（いつもお寿司食べちゃうから）
　ただ寿司はご主人一人で握っているので、時間はかかる場合も。あと禁煙席がないので嫌煙家の人にはかなりツライはず。会計は現金払いでクレジットカードは不可。 　あと人気のお店なので予約は必要、特に週末や木曜日などは早めの予約がお薦め。　予約といえば予約をとるおばちゃんの電話の応答は愛想がない。ぜんぜん嬉しそうじゃないぞ。

　それでも日本人はもちろんアメリカ人にも常連さんは多いこのお店はレキシントンの人気店。こういうお店がシンシナティにもあればいいなぁ。

　2004年3月に再訪。　味はあいかわらずいいけど、お寿司が小振りになっていたのとお会計に自動的にチップを15%上乗せするシステムになっていたのは残念。★を３つに変更しました。