1951年創業、年間約8万人のお客さんが訪れ、独立系レストランとしては全米22位の売り上げを誇るこのお店の人気メニューはBBQリブである。
複雑な甘さとスパイスが絶妙に混ざったBBQソースに、外はカリカリ、中はジューシーなリブの美味しさに魅了されたお客さんで平日でも予約でいっぱいだ。
Inn(宿屋)という名前の通り、ここは最初、McCabe's Innという名前の宿屋&飲み屋だった。
今でこそMontgomeryはおしゃれな通りだが50年前はまわりはすべて畑で、お客さんは一日の仕事を終えた農民達だ。
この宿屋のオーナー、テッドの妻マルタがある日、新しいBBQソースを考案する。 このソースがテッドとその友人達に好評で、いつの間にかMontgomery Innの看板料理となった。
ここのBBQリブは4つのサイズから選べるんだけど、ほとんどのお客さんはスラブ($20.5)・写真左を頼んでるみたいだ。横幅30センチ以上もあるスラブは美味しいんだけど正直言ってだんだん飽きてくる味。
お得度は低いけど、小さいサイズのペテット($11.95)かオーダー($15.95)が無難な選択かも。
ただこのお店は、リブ以外のメニューはサラダも、サイドデッシュもステーキもデザートも値段が高いだけで平凡な味だ。 このお店のデザートはGraeter Icecreamなどの市販品を皿に盛っているだけのものが多い。
リブは味の割に良心的な値段だが、コースで食べると値段が跳ね上がるし、それでいて満足度は低い。 例外はポークチョップ($16.50)とサラトガチップス($2.5)。 この二つはホントに美味しい。
お店のサービスは良好だが、デザートに品切れが多い。 また本店は凄く混むので、週末などは予約無しだと平気で一時間以上待たされる。 それよりはケンウッドモールのMontgomery Inn Expressというファーストフードスタイルでさっさと食べた方がいいのかも知れない。