石畳が残るヨーロッパ風のコロンバス・ドイツ村の中にあるLindey'sは
"Best of Romantic Restaurant"の常連というお洒落なお店だ。
しかしHaruにとって大事なことはこのお店がイタリアンレストラン"Bravo!"のルーツであるということである。
Bravoの創業者RichとChrisは母親がつくるこのお店の味で育ったからだ。
石畳の交差点に面したこのお店は2階建ての建物で、内装はクラッシックでお洒落な雰囲気。
入って左にバーカウンター、手前の部屋に15卓ほど、奥の部屋にも同じぐらいのテーブルがあり、店内はかなり広い。 残念ながら2階は今回は見る機会がなかった。
前菜で頼んだ鴨とほうれん草のサラダ($11.95)とロブスタービスク($5.95)は共に個性的な味付け。 サラダはかなりキツイ薫製臭のする鴨肉を
ほうれん草と苺と一緒にバルサミコ酢で頂くもの。 個性的な食材がぶつかり合うので好みが分かれそうな一品。
ロブスタービスクの表面にはシェリー酒でハートマークが書いてあってオシャレでいいのだが、食べる時はアルコール臭が気になる。 これまた好みが分かれそう。
これらに比べればフレンチオニオンスープ($4.95)とカラマリフライ($8.95)はちょっと味が濃いめだけど安心して食べれる味。
メインのシーフードパスタ($13.95)は魚貝の旨みがスープに染みていて少し水っぽいけどなかなか美味しい。
砂糖が入っていることとアルデンテではないのはアメリカだからしょうがないけどね。
エッグベネディクト($7.99)はマフィンの上にハムと半熟の目玉焼き、そしてその上にオランデーヌソースがかかった料理。
値段が安い分、量は少なめ。 でもFirst Watchのそれの方が安くて美味しいかも知れない。
今回一番印象的だったのはフィレミニオンステーキ 6oz. ($12.95)。 お約束のレアーはまさにBravo!のそれと同じレベル。
火の通し加減が絶妙で肉質の良さと相まってとっても美味しい。 まさにBravo!のルーツの面目躍進といった感じである。 でもさすがに6oz.は小さすぎるよ〜。
サービスは正確かつ丁寧で気持ちがいい。 値段はやや高めでBravo!の1〜2割高程度。
何かをお祝いするような機会にちゃんとドレスアップして雰囲気を楽しむのなら、けっこうお薦めのお店かもしれない。