Kyotoはチャイニーズ系日本食レストランである。寿司、天ぷら、ヒバチ料理(肉や野菜の醤油炒めをこう呼ぶ)などの定番料理が一通り揃っている。
新しい建物で窓が大きいせいか店内は明るく、テーブルや寿司カウンターも清潔感があっていい感じだ。4〜5人程度が座れそうなカウンターに
テーブルが8席程で内装はさっぱりしている。(液晶の大画面テレビがちょっと普通の日本料理店ぽくない感じかな)
今回は日曜日のランチで利用。ランチスペシャルの寿司ランチ($9.95)は寿司がやや小振りで、ネタは中西部平均レベル。だがシャリが固めで酢が全く効いていない。
またカリフォルニア巻き(このお店ではアボガド巻きというらしい)にキュウリの細切りが入っていて妙に水っぽい。
ランチボックス($8.95)はAとBの2種類があるがどちらも日本食と言いながら、チャーハンが付いてきたりしてほとんど中華料理である。
またお約束のように緑茶($1.25)は有料である。
前菜の野菜の天ぷら($3.95)は揚げ方も家庭の天ぷらレベルだし、天つゆは薬味もない「天つゆの素」。特にアメリカで見かける赤いジャガイモの天ぷらは最悪で味はないし、中身はスカスカだった。
更に言うと、みそ汁の椀に天つゆ、それに菊の花(写真左)が添えられたなかなかユニークな盛りつけだった。
サービスは(日本語は通じないけど)快適。チェックやドリンクのおかわりも早い。
ちなみに、この店を訪れた友人A子さんは「労働許可がなくてもいいから働かない?ウチは大丈夫だから」と誘われたそうである。
また今回の取材はHaruも含め日本人5人で出かけたのだが、そのうち3人がここでの食事の後で腹痛や全身にじんましんが出たとのことである(Haruは大丈夫でしたが(笑))。
もちろん因果関係は不明だが、なかなかアヤシイお店ではある。