コロンバスで喜八と言えば日系企業が接待で使う高級店として有名なお店だ。
この前もホンダUSAの偉い方に「えー、Haruさん、喜八に自腹で行ったんですか。 勇気あるなぁ」と驚かれてしまったぐらいである。
お店は雰囲気は上品で落ち着いた和の内装でとても居心地がよい。 アメリカ的には店内はそんなに広くないが、ゆったりとした席の配置でとても快適だ。
ただお店の性格上、禁煙席のエリアは狭く、そこにも容赦なくタバコの臭いが流れてくるのは仕方がないところかもしれない。
さてこのお店のメニューだが、ここには俗に言うニギリ寿司がない。 一流の料亭では寿司は「庶民のファーストフードだから」という理由で取り扱わないということを聞いたことがあるが、ここも同じなのだろうか?
メニューは2種類あり上品で手の込んだ(そして高い)単品メニューと定食やお茶漬けなどがある定食メニューがあるが、最初は単品メニューしか見せてもらえない。
単品メニューにはとても手が出ないので、お願いしていきなり「定食メニュー」から注文することにした。
それでもお寿司が食べたかったので鯖寿司($6.50)と鯛の昆布〆寿司($7.50)を注文。 出てきた寿司はそれぞれたった3切れ! でも鯖寿司の鯖は美味しいけど鯛は普通。 それに両方ともご飯がネチョネチョだった。
地鶏竜田揚げ($6.5)はHaruが家で揚げる竜田揚げと同じぐらいのレベルだし、天ぷら定食($15.50)は天ぷらは普通だが、ごはんも天つゆもとても少ない。 正直言って料理のレベルはRestaurant Japanと同じだが値段はかなり高い。
そしてここのサービスはとても遅い。 平日でそんなにお客さんも多くないのに全然回ってこない。
ただ企業が接待で使うお店である以上、サービスが悪いはずがないことを考えると、一見さんや個人のお客には渋い店なのだろうと思うしかないなぁ。 あ〜あ、残念。
[読者の方のコメント]
お子さん連れで食事したそうですが、サービスが非常に悪くかなり不愉快な思いをされたそうです。子連れ&一見さんの方は避けた方が無難ではとのことです。(2004年2月 Sさん)