500年の歴史を誇るミュンヘン王立のビール醸造所"HOFBRAUHAUS"はミュンヘンを訪れる観光客がかならず訪れるビアガーデンだ。
そのHBがここシンシナティ・北ケンタッキーエリアで今一番お洒落な場所ニューポートにアメリカ1号店を直営店としてオープンした。
世界屈指の有名ビール醸造所の直営店とだけのことはあって、ドイツからビアマイスター(ビール職人)を呼び寄せて、ここでビールを製造している。 ドイツ料理もアメリカ風にアレンジしたものではなく塩分と脂がしっかりきいたオリジナルの味だ。
店内は倉庫風の内装で明るい雰囲気、メインホールには大きな木のテーブルがいくつも並んでいる。 室内だけで300席もあるとのこと。 いろんなお客さんが同じテーブルに座るのもミュンヘン風で楽しい。 サービスは親切で快適なのでとても感じがよい。
この日はブラスバンドがマーチやワルツを演奏していて、会場は大賑わいだ。 屋外のビアガーデンはなんと400席。夏の夜はシンシナティの夜景を見ながら一杯やるのもいいかも知れない。
もちろん静かにドイツ料理を味わいたいというお客さん向きに静かな部屋もちゃんと用意されている。
ここのビールは3種類。
オリジナルビール(Half $3.99)はクリアでに苦みの効いた味でBitburgerや日本のキリンラガーに近い。 Haruが好きな小麦の白ビール・バイス(Half $3.99)は炭酸少なめでクリーミーなビール。
レモンを入れるとビアカクテルのような味わいになる。
最後はドイツビールの味わいを残しながらもアメリカ人向きに開発したライトビール。 ちなみにこのお店のハーフサイズは500ml、フルサイズは1リットルである。
ミュンヘン風ソーセージMünchener Bierwurst($8.99)は太いソーセージをグリルでパリッと焼いたもの。(写真右) プリッとした食感が美味しい。
またニュルンベルガーソーセージNürnberger Bratwürstl($9.99)はハーブの香りがする白ソーセージ、本場ドイツで食べたものにかなり近かった。
さらに付け合わせのキャベツのベーコン炒めやザワークラフト、マッシュポテトもいい感じだ。 そして言うまでもないことだが、ここの料理とドイツビールとの相性は完璧である。
豚のすね肉のグリルchweinshaxe Münchener($16.99)もお薦め。 外はカリカリ、中はジューシーに焼けた豚のすね肉は、シンプルな味付けながら豚肉の美味しさが味わえる。
ただ量はけっこう多いので、大勢で頼んだ方がいいかも。 あとドイツ風トンカツWiener Schnitzelも美味しかった。
今回は混んでいる時間をさけて午後3時に行ったにも関わらずほぼ満員。 予約は取らないので週末の夕方は結構待たされる覚悟で行くしかなさそう。
それでもビール好きには十分行く価値のあるお店だ。