York St.と9th St.の交差点にある1957年創業のこのお店は何と言っても「フィッシュサンドイッチ」の美味しいお店としてこの辺りでは有名らしい。
2年に一度与えられるBest of Fish Sandwichのタイトルを1998年と2000年に受賞し、2002年にはとうとう殿堂入りをしてしまったお店なのだ。
Haruはここにはランチで訪れたがほとんどのお客さんが"Famous Halibat Fish Sandwich"($7.95)をオーダーしている。
お昼の時間を少し遅らせて行ったにも関わらず、店内は常連らしき人たちでほぼ満席だった。
店内は喫煙室と禁煙室、その中間にあるラウンジと大きく3カ所に分かれていて、それぞれ5〜6卓のテーブルがある。
内装はクラッシックなアメリカンホームスタイルでいい雰囲気。 サービスも確実で迅速。
それでいてアメリカらしい、ちゃんとした接客をしてくれる。
さてお目当ての"Halibat Fish Sandwich"だが、さすがお店自ら"Famous"と名付けるだけのことはある美味しさだ。
外側はカリッと揚がっていて、中はふわふわで白身魚のいい香りが漂う。
アメリカのシーフードにありがちな冷凍臭さや水っぽさが全然ないし、油臭さも全くない。
このカリッと揚がったフライに自家製のタルタルソースが絶妙にマッチしていて本当においしい。
ただ付け合わせのパンとフライドポテトは平凡な味でちょっと残念。 しかもフライ2切れにパンとポテトで8ドルはやや高い。
これじゃお腹いっぱいにならないぞ。 今度は夜に行って、フライだけオーダーしてビールを飲むってのを試してみよう。
それでもここのフィッシュフライはやっぱり美味しい。 冷凍臭いフィッシュフライを食べ飽きた人にはお勧め。