このお店は一応韓国料理店ということになっているのだが、おそらくお客さんのほとんどはこのお店の名物、ソンロンタンと呼ばれる
牛の頭・足・ひじ肉・骨・内蔵などを長時間煮込んだスープがお目当てのはずだ。
実際店の奥には直径1メートルもある鍋が3つもあり、その中でソンロンタンがぐらぐらと煮られている。
このソンロンタン($6.93)には具として素麺とご飯が少し入っているが、塩分は全く入っていない。 テーブルの上に
ある塩を足しながら、味を整えていくやり方だ。
このやり方だと塩分が苦手なアメリカ人でも、塩分が多い方がうまいと感じる日本人どちらにも受け入れられやすい良いアイディアだと思う。
このソンロンタンには付け合わせのキムチが付くが、このキムチが死ぬほど美味しい。 アメリカでここより美味しいキムチは存在しないのでは
と思えるほどだ。 中西部最高の韓国料理店、インディアナポリスのBANDOのキムチよりも美味しいぞ。
このキムチをソンロンタンに入れて、ビシッと塩分の整ったソンロンタンの美味しさは格別。 もうひたすら無言、心と身体にずっしりと染みる美味しさだ。 特に寒い冬のNYで食べたHaruにとっては忘れられない一品だ。
サービスは問題ないし、お店もオシャレで清潔。(でもトイレは除く)
どう考えても満点をあげない理由が見つからないお店だ。 このレビュー書いてたらまたまた食べたくなっちゃった。