Sepluveda Blvd. とHawthorne Blvd.の交差点を南に少し行って、ひなびたボーリング場のあるモールの中にある
韓国豆腐鍋(スンドゥプ)専門のお店。 プルコギもビビンバもないけど、このスンドゥプは韓国人が一番日常食べている食事だそうである。
わかりやすく言うと、このスンドゥプは味噌汁ぶっかけご飯なのだけど、韓国ノリを散らしてあったり、
ご飯は石釜で炊いたお焦げ付きのご飯だったりと、ただの貧乏くさい味噌汁ぶっかけご飯とは随分異なる美味しさなのである。
縦長の店内はそんなに広くない。 4,5人の韓国系のおばさんがテキパキと働いている。
ビーフスンドゥプ、キノコスンドゥプ、シーフードスンドゥプ、オイスタースンドゥプ、キムチスンドゥプなどの種類があって7ドルぐらいからのお値段。
前菜にナムルとキムチが付く。 オイ(キュウリ)キムチともやしナムルが美味しかった。 ベチュ(白菜)キムチは
水っぽいのに塩辛くて、漬けそこないかなぁ?って感じ。 もちろんここの前菜はおかわり自由。
スンドゥプはあっさり味で食べやすい。 ただ韓国で食べたものに比べると、昆布や煮干しのだしやキムチの味がほとんどしない。
おそらくアメリカ向きに手直ししているのだとは思うのだけど、あの複雑の味が渾然一体となった本場とはやや異なる。
そのせいかも知れないけれど、食べてるうちにだんだん飽きてくる味かも知れない。
ただ石釜で炊いたおこげ付きのご飯は美味しい。