ドアを開け、さらに障子を開くと正面に4〜6人が座れそうな寿司カウンター、右手が禁煙席、左手が喫煙席で、全体で１５卓ほどのテーブルが並んでいる。
　店内はやや暗めで、民芸居酒屋風。日本語もまあまあ喋れる韓国系のおばちゃん達が元気にウェイトレスをやっている。

　前菜の天ぷら($6.50)は今ひとつ。大きめのアメリカ野菜＆海老をやや古めの油で揚げすぎた感じ。天ぷらのタネもツユも平凡だった。

　ところがここのニギリはかなりレベルが高い。Sushi Combination($17.00)は９貫＋巻き６つでこの値段。ネタは新鮮で大きいし、寿司飯もしっかり日本の味。 　アメリカの日本食の寿司だけでお腹一杯になることはまずないのだが、ここのはボリュームたっぷり。これで$17は安いぞ。

　お客さんはほとんどがなじみのアメリカ人という感じだが、日本人もちらほら見かけました。

　サービスはスムースではないけど、フレンドリー。お店の雰囲気も含めて、好き嫌いが分かれそうなお店だ。とはいえここのニギリだけなら ★★★★のレベル。アメリカ中西部の寿司とはやはり格が違うって感じだ。

　ただ足下に蚊が飛んでいたのだけは何とかして欲しかったなぁ。。