Cafe Istanbul はオハイオ州コロンバスが本店のトルコ料理のレストランである。 Newport Leveeらしいオシャレなお店の前には、テラス席があり、入ってすぐ左がバーカウンター、その奥にテーブルが15卓程度ある。
内装はトルコ風のオリエンタルなものと地中海的なものが混ざっているけど、余りごてごてしてなくていい感じだ。
トルコは世界3大グルメの国と言われており、特にナス料理では世界のトップクラスとの評判もあるので、これを外す訳には行かないだろう。
でも最初に美味しかったのはラバシュ と呼ばれる付け合わせのパン。パンとインドのナンの中間みたいな感じで、まるで表面がパイ生地のベーグルと言った感じ。
お目当てのトルコ風焼き茄子 Karniyarik ($12.95)は、縦半分に切ったナスをグリルで焼いて、上に塩コショウを効かせたラム肉のひき肉をのせたもの。
ナスはおそらく米ナスだと思うが、アクがしっかり抜けていてホクホクして美味しい。 和食でも茄子とひき肉は抜群の相性なのだが、このナスとラム肉そぼろがとても美味しい。ただラム肉の独特の臭いが苦手な人には少しツライかもしれない。
写真左のKofte Kebab ($13.25)はトルコ風ハンバーグ。 と言ってもタマネギやパン粉は入ってなくて、塩コショウ+ラム肉というシンプルな組合せ。その分、ラム肉そのものの旨みと歯ごたえが味わえる料理だ。
Chicken Kebab ($13.75)は炭火の香りが食欲をそそるトルコ風焼き鳥。ちょっとスパイシーな味付けとやわらかくて淡泊なチキンの組合せは、安心して食べれる美味しさだ。
デザートは Baklava ($4.25)。 バター風味の砂糖を固めたものの上にパイ生地が乗ったもの。甘さも控えめで素朴なバター風味がなんだかいい感じだった。
ただしトルココーヒーはかなり厳しかった。コーヒー豆の粉末をお湯で溶いたものがそのままエスプレッソみたいな小さなカップに入ってくるのだが、口にザラザラの粉末がべったり張り付いてくる感じだ。
サービスは無難で的確。 実はテイクアウトのメニューもあり、そちらの方が店内で食べるよりかなり安い。 持ち帰りで買って帰って、家でビールってのもいいかも知れない。
今回はアメリカのオシャレ系トルコ料理だったからかも知れないけれど、全体的に食べやすくて(トルココーヒーを除く)味もおとなしい感じだった。もっと個性的で強烈な味を期待してたので、それはちょっとだけ物足りなかったかも。
実はトルコ料理はHaruにとって初めてだったので、好きやねん さんにガイドしていただきました。
「すきやねん」さん、どうもありがとうございました。