I-465 State road 67 (Pendleton Pike)で降りて東に走ると、1,2分で"Hardees"の後ろに小汚いモールが見えてくる。
Bandoはこの"Pendleton Oike Shoppees"モールの中にある。
始めに断っておかないといけないが、今回はランチで、しかも韓国料理のメイン「焼き肉」を全く食べていない。
(つーかこれまで食べたら食べ過ぎで死にます。) あと日本食も出してるのだけどこれも未挑戦。
従って今回はカルビやプルコギ抜きのレビュー。
それでも、なおこのお店は中西部ではトップクラスのレベル、
おそらく本場「韓国」でも中の上に入る美味しさだと思う。 これに満点を上げない理由は今のところ
思いつかない。
お店は結構広くて、寿司カウンターの場所と焼き肉テーブルの場所に分かれている。 寿司コーナーとは
しきりで分離してあるのであんまり違和感はない。 韓国人のスタッフがテキパキと働いている。
前菜のナムルとキムチは素材の味を活かしながらも、深みのある味付けで、
特にキムチは発酵の具合と下味のダシ、そして塩&唐辛子の加減が絶妙。
もちろん、このナムルとキムチがメインの具になる石焼きビビンバも文句なしの美味しさ。 しっかり石が焼けていて、
それがとっても香ばしいおこげをつくる。 丼にごま油とニンニクをしみこませてあるので、かき混ぜればかき混ぜるほど
美味しいビビンバになっていく。 結構コチジャン(唐辛子味噌)が辛いのだけれども、もう止められない。
また「マンドゥクック(韓国式餃子スープ)」もスープ、餃子とも薄口で上品ながらもしっかりとした味で最後の一滴まで飲まざるを得ない美味しさ。
そして最後は「冷麺」。
とにかくこの冷麺のスープを飲んで欲しい。 深いダシの味に、絶妙に発酵した水キムチの風味、梨かリンゴの絞り汁の甘みに、
ほどよい塩加減と唐辛子。 そしてコシのある麺。 これこそ特上の平壌冷麺の美味しさ。
他にも韓国メニューは充実していて、しかも一品10ドル程度のお値段。 焼き肉は15ドル前後でこれも平均的値段。
この値段でこのレベルの高さは驚きに値する。 ただあまりに忠実に本場韓国料理を再現しているので、「アメリカ人」
に食べてもらえてるのかなぁなんて余計な心配をしてしまう。
最近ちょっと味が落ちたのではとのご意見を時々伺いますので、「さくら」さんのコメントを紹介しておきます。
2003年3月に行った時、ちょっと「?」って感じだったけれど9/25のランチも「?」って感じました。お肉は硬かったです。
評判の悪い原因は行く度にタレの味が違うそうです。友達の分析によると厨房のメキシカンのせいだって言っていますが真偽は分かりません。