ニューオリンズは美味しい牡蠣が食べれる街としても有名なところだ。
ただそんな観光客を当て込んで質の悪い牡蠣を高い値段で出すお店も少なくないのも事実である。
特に「地球の○き方」で絶賛してあるFelexというお店は、牡蠣だけでなく他のシーフードもほとんど腐りかけで、危うく死にかけるところだった。
そんな中、ここAcme Oysterは、美味しい牡蠣が手頃な値段で食べられるお店だ。
店内はレストランと言うよりバーで、Hootersみたいな雰囲気だが、いつも満員のお客さんと陽気な店員で賑わっている。
赤い照明を多用しているのは牡蠣を新鮮に見せようとしているからだと思うが、そんなことをしなくてもここの牡蠣は十分新鮮である。
実はここの牡蠣、普段はフロリダ産を使用しているのだが、昨夏のハリケーンの影響で、今年の牡蠣は地元ルイジアナ産とのこと。
フロリダ産に比べたら、一回り小さいとはいえ、周りの悪徳レストランと比べたら、しっかりと身が入っている牡蠣である。
写真のOysters on the half shell ($6.49)がそれで、新鮮でプリプリの美味しさだ。
アメリカではカクテルソースかレモンで食べるのが普通なのだが、ポン酢か醤油を持参すると、また日本風の味わいを楽しむことができる。
ただ牡蠣の処理の仕方が日本と違うのか、時々砂が入っていたり小さなカニが殻の中に入っていたりするのはご愛敬である。
今回は試していないが、牡蠣フライもなかなかいけるらしい。だたCajun Sushiという料理は要注意らしい、寿司飯がベチャベチャでかなり不味いとのことである。
店員はフレンドリーでサービスは迅速、値段も良心的で牡蠣好きの方にはオススメのお店である。
ただお店が狭いのですぐ行列ができることと、まったく禁煙という概念がないのが子供連れなどにはキビシイかも知れない。